| ウミウサギガイ類(海兎貝) 海の宝石と呼ばれるほどに、小型の貝であるが一見、陶器かガラスで作られたと思うほど大変に美しい。
 腔腸動物のヤギ、トサカ類に寄生してそのポリプを食べて生活している。
 生きている時は外套膜で殻を覆っていて目もさめるようなデザインでこれが貝かと目を疑う程である。
 和歌山県は国内でも特にこの類が多く、私が調べた所では 106 種があり日本産の約 80 %がすんでいてウミウサギ類の宝庫である。
 全世界で凡そ 600 種が知られているが一地方でこれほど集中して得られる所は世界的に見て大変珍しい。
 外国人収集家にとって羨望の場所である。
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