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トウカムリガイとマンボウガイ(唐冠貝と万宝貝)
(写真)トウカムリガイ

沖縄のお土産店でよく目にするのがこの貝である。
沖縄地方以南に棲息する貝であるが近年の温暖化の現象で和歌山県でも確実に定着していることがわかった。
トウカムリガイは中国の帽子に似ている所から名付けられた貝である。
沖縄物と比べると少々小ぶりであるが筆者は生きた個体を幾つか手にしている。
マンボウガイの方はカメオ細工の貝として有名であるが前種に比してずっと稀産だ。これまで和歌山県で少なくとも 4 個体がとれていて内2個体は最近採れているので今後はもっと入手の期待がもたれよう。
それにしてもインド洋やフィリピン方面の貝が何故和歌山県に棲息しているのか和歌山の海は着実にフィリピンに近づきつつある。
 


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